目に関するあれこれ：花粉症対策7か条

1.「外出時にはマスクとゴーグルを！」

少しでも花粉の症状が出てきたら、外出時には花粉症専用の使い捨てマスクを着用しましょう。花粉症用のゴーグルも有効です。また、外出時でもくしゃみが出るなどの症状が出始めたら、なるべく屋内に避難することも有効です。

2.「コンタクトレンズの使用は控えましょう」

コンタクトレンズの使用は花粉症（アレルギー性結膜炎）の悪化を招きます。花粉症の症状が出ているときにはコンタクトレンズの使用を控え、この時期だけでも眼鏡に変えましょう。どうしてもコンタクトレンズを使用したいときには外出時にゴーグルをつけるといいでしょう。

3.「外出時の服装に気をつけましょう」

コートや上着はなるべくつるつるした化学繊維のものを選びます。さらに、帰宅したら玄関の前で、上着やコートをはたいて、付着した花粉を落とすようにします。ご家族やご来客の方にも協力してもらうとより効果的です。

4.「部屋に花粉が入らないようにしましょう」

部屋の空気を入れ換えるのは、花粉の飛んでいない早朝か、夕方以降にしましょう。部屋の中の空気を清澄に保つためには、空気清浄機を利用しましょう。また、洗濯物やお布団を干した際には、しっかりホコリをはたいてから取り込むようにしましょう。

5.「掃除機の排気にも注意」

花粉症の時期の掃除はぞうきんがけがよいでしょう。掃除機を使う場合は、排気をなるべく外に出す工夫をして下さい。掃除機は排気のでないタイプがおすすめです。

6.「外出から帰ったら、手洗い、うがい、洗顔、点眼」

顔に付着した花粉も大敵です。家に帰ってきたら、手洗い、うがい、洗顔をしましょう。多めに点眼をして目の中の花粉を流してしまうことも有効です。目を洗うのも効果はありますが、やりすぎると角膜に傷がつくこともありますので、一日２回までにして下さい。

7.「花粉情報をこまめにチェック」

飛散量の多い日には、午後の外出をなるべく控える、外出時にはマスクやゴーグルを着用し、服装にも気を付けるなどの努力が必要です。

などでも、花粉情報をご確認いただけます。

2005年2月1日掲載　