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眼科は他科に比べると検査の多い科です。それも眼圧検査などすぐに済むものから、視野検査や散瞳など時間がかかる検査までいろいろな種類の検査があります。そのため、今日は結構混んでいるなと思ってもすいすい検査が終わって意外に早く済む場合や、空いているなと思っていても検査がはかどらず予想外にお待たせしてしまう場合があります。
今回は、それぞれの検査におけるおおまかな所要時間とお願いをお話させていただきます。 |
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屈折検査: |
これは目の屈折状態(近視、乱視、遠視など)を調べる検査で所要時間は2〜3分です。 |
眼圧検査: |
これは目の硬さを調べる検査で、眼圧が高いと緑内障になりやすくなります。所要時間は2〜3分です。 |
角膜内皮検査: |
角膜(くろめの部分)の裏側の細胞密度を測定します。手術の後の角膜ダメージをチェックしたり、コンタクトレンズ装用の可否を判断するために重要です。所要時間は3〜5分ほどです。 |
視力検査: |
目の状態をチェックするための最も基本的な検査です。所要時間は人それぞれで、よく見えていれば2〜3分で終了することもありますが、視力が出にくかったりお子さんの場合には20分以上かかる場合もあります。 |
視野検査: |
目の見える範囲を測定する検査です。所要時間は片眼で5〜10分程度必要です。 |
OCT検査: |
網膜の断層像を撮影することができます。所要時間は5分程度です。 |
散瞳検査: |
目の奥までしっかり調べるために、目薬で瞳孔を大きく広げます。個人差がありますが、瞳孔が広がって診察できるようになるまでには20分ほどかかります。また、瞳孔が一旦広がると、元の状態に戻るのに5時間程度必要です。それまでの間、お車や自転車の運転はできるだけ控えていただきます。 >>> 散瞳検査を受けられるかたへ
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初めて受診される場合には、一般的に視力検査、眼圧検査、屈折検査をお願いして、その後で診察となります。診察させていただいて散瞳検査が必要と判断されるとそこからさらに20分ほど必要になりますので、待ち時間を除いて少なくとも1時間はかかります。
当院では、時間のかかる散瞳検査や視野検査を受けられた患者さんを、受付番号が前後しない範囲内で優先して診察をさせていただくシステムになっております。そのため見かけ上、通常の検査後に診察をお待ちしていただいている患者さんの前に割り込むような形になってしまいますが、けっして順番を飛ばしているわけではありません。 |
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ただし、外傷などの緊急の場合や、「はやり目」など感染力の強い疾患が疑われる場合には、受付順にかかわりなく、優先して拝見させていただくようにしております。 |
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スタッフ一同、みなさまが気持ちよく受診していただけるよう努力しております。ただ、どうしても待ち時間が長くなってしまう場合もありますので、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。
もしお待ちいただいている間に何かご不明な点がございましたら、いつでもスタッフまでお尋ねいただければ幸いに存じます。 |
2013年11月1日掲載 |
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