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「目」にまつわることわざ(その2)

前回に引き続いて、「目」にまつわることわざを調べてみました。前回が「目」から始まることわざでしたので、今回はそれ以外のものになります。結構たくさんあって驚きました。今後も「魚の目に水見えず」とならないよう周りへの感謝を忘れずに仕事を続けて行きたいと思います。
青葉は目の薬(あおばはめのくすり)
青葉のみずみずしい色を見ると眼の疲れを癒すことができる。
網の目に風たまらず(あみのめにかぜたまらず)
無駄であること、何の効果も無いことのたとえ。網で風を防ごうとしても、風は網の目を吹き抜けてしまうことから。
網の目に風とまる(あみのめにかぜとまる)
あり得ないことのたとえ。また、あり得ないことが起こった際にも使う。
生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
すばしっこく他人を出し抜き、ずるがしこくて、油断もすきもならない様子。
一隻眼(いっせきがん)
ものを見抜く力のある特別な見識のことをいう。
一目おく(いちもくおく)
相手が自分より優れていると認めて敬意を払う事。
魚の目に水見えず(「人の目に空見えず」と続ける場合もある)
(うおのめにみずみえず)

なくてはならぬものでありながら、あまりに身近なために目に入らないこと。
後ろに目なし(うしろにめなし)
後ろには目がないので見えないこと。誰にでも気づかないことがあることのたとえ。
鵜の目鷹の目(うのめたかのめ)
鵜や鷹が獲物を探す時のように、注意深く鋭い目つきで物事を探し出そうとする様子。
雲煙過眼(うんえんかがん)
物事に淡白で執着しない様子。
裏目に出る(うらめにでる)
よかれと思ってしたことがかえってよくない結果になってしまうこと。
縁の目には霧が降る(えんのめにはきりがふる)
縁があって結ばれる者の目には、霧が降りているように相手の欠点が見えなくなり、かえって美しく見えること。
大目玉を食う(おおめだまをくう)
ひどくしかられること。
大目にみる(おおめにみる)
まちがったことを深く追求しないこと。
岡目八目(傍目八目とも書く)(おかめはちもく)
当事者よりも傍観者の方が物事を的確に判断できるということ。
男の目には糸を引け女の目には鈴を張れ
(おとこのめにはいとをひけ おんなのめにはすずをはれ)

男の目は細くまっすぐなのがよく、女の目はぱっちりと開いて愛嬌があるのがよいということ。
鬼の目にも涙(おにもめにもなみだ)
無慈悲冷酷で鬼のようにみえる人でも、時には温かい人間味を発揮することもあるという意味。
鬼の目にも見残し(おにもめにもみのこし)
どんなに注意深くしても、時としては見落としがあること。
親に目なし(おやにめなし)
自分の子供のことになると、可愛さのあまり正しい判断ができなくなることをいう。
親の欲目(おやのよくめ)
わが子を可愛がるあまりに、実際以上に良く見ようとすること。
女の心は猫の目(おんなのこころはねこのめ)
女の心は猫の目のように変わりやすいことのたとえ。
餓鬼の目に水見えず(がきのめにみずみえず)
あまり焦って求めると、かえって探しているものが見つからないという意味。
刮目して見る(かつもくしてみる)
目を刮(こす)ってよく注意して見ること。また、今までの先入観を捨てて新しい目で相手を見直すこと。
壁に耳あり障子に目あり(かべにみみありしょうじにめあり)
どこで誰が聞いているか、どこで誰が見ているかわからない。秘密は漏れやすいことのたとえ。
眼光紙背に徹す(がんこうしはいにてっす)
書物の表面上の意味だけではなく、奥にある深い意味までも読み取ること。
聞けば気の毒見れば目の毒(きけばきのどく みればめのどく)
知らなければなんという事もなかったことが、見たり聞いたりすると、欲望が起きて心を悩ませること。不必要なものは見ないに越したことはないという意味。
口は閉じておけ目は開けておけ(くちはとじておけ めはあけておけ)
余計なことをしゃべらないで、その代わりに目を大きく開けてものをよく見よ、という意味。英文 Keep your mouth shut, and your eye sopen. の訳語。
恋は盲目(こいはもうもく)
恋におちると、理性や常識を失ってしまうということ。
尻に目薬(しりにめぐすり)
見当ちがいのこと。また全く効き目のないこと。
青眼(せいがん)
人を歓迎して迎えるときの好意に満ちた目つきのこと。
背中に目はない(せなかにめはない)
影で秘かに行われていることまでは、だれも知ることができないという意味。
泣く子も目を見る(なくこもめをみる)
泣いている子供でも周囲の状況を見ながら泣くように、思慮分別の無い者でも、少しは時と場合を考えて振る舞うものだということ。
二階から目薬(にかいからめぐすり)
回りくどくて効果のないこと。意のままにならずもどかしい様子。
抜け目がない(ぬけめがない)
手落ちや準備不足が無いこと。特に利益に繋がるような物事について、よく準備されていること。
膝っ子に目薬(ひざっこにめぐすり)
はなはだしい見当違いのこと。
飛耳長目(ひじちょうもく)
観察力が鋭くすぐれている様子。
日の目を見る(ひのめをみる)
長く世の中に知られていなかったことが、人々に知られるようになること。
百聞は一見にしかず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)
人の話を何回も聞くより、自分の目で確かめるほうがよく分かるということ。
耳を貴び目を卑しむ(みみをたっとびめをいやしむ)
人から聞いたことを尊重し、自分で見たことは軽んずること。また昔のことを尊び、現在のことを軽んずることにもいう。
見目は果報の基(みめはかほうのもと)
顔かたちが美しいと幸福になれるという意味。
見目より心(みめよりこころ)
人は容姿の美しさよりも、心の美しさのほうが大切であるということ。
見ると聞くとは大違い(みるときくとはおおちがい)
話に聞いていたことと実際に見るのとでは大きな違いがあることをいう。
面目躍如(めんもくやくじょ)
いかにもその人らしいと感じられるすばらしい様子。
面目を一新する(めんぼくをいっしんする)
ようすをすっかり改める。また、それまでの低い評価をすっかり変えさせること。
面目を施す(めんぼくをほどこす)
評価を高める。体面・名誉を保つ。
病む身より見る目(やむみよりみるめ)
病気の本人もつらいが、その看病をしている人は、もっとつらい思いをしているということ。
欲に目がくらむ(よくにめがくらむ)
欲のために理性を失い、善悪の判断をあやまること。
横目を使う(よこめをつかう)
他人に気付かれぬように何かを観察したり、そっと合図を送ったりするために、顔を前に向けたまま、目だけ動かして横の方を見る様子。
四つの目は二つの目より多くを見る
(よっつのめはふたつのめよりおおくをみる)
何事でも、一人だけで見たり判断したりするよりは、大勢で見たり判断したりするほうが確かである。
夜目遠目笠の内(よめ とおめ かさのうち)
女性を夜見たり、遠くから見たり、笠をかぶったりしているいるのを見ると、実際よりも美しく見える。
夜の目も寝ずに(よのめもねずに)
寝る間も惜しんで何かをする様子。
弱り目に祟り目(よわりめにたたりめ)
続けて災難にあうこと。
我が目を以って我が睫を見んとするが如し
(わがめをもってわがまつげをみんとするがごとし)

身近な事はかえってわかりにくいことのたとえ。
脇目も振らず(わきめもふらず)
よそ見をせず一つのことに心を集中して打ち込む様子。

2013年2月1日掲載  
【関連コンテンツ】
「目」にまつわることわざ(その1)
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